【目次】
テニス肘の正式名称は、「上腕骨外側上顆炎」と言います。
これは、肘のけがの中で一番多いと言われており、肘の外側にある筋肉に過度な負担が長期的にかかることで起こる症状です。
テニス肘と名前がついていますが、スポーツをしていない人でもなる場合があり、特に筋力が弱い女性、力仕事で腕を酷使する場合、さらには仕事で調理中にフライパンを持つ方、雑巾やタオルやおしぼりを絞った時、子供の抱っこの際に痛みが出る方など、痛める機会が多いケガの一つです。
他にも、日常動作が原因で発症する場合も少なくありません。パソコン作業でずっとマウスを動かす、キーボードを打つ、ペンをもってタブレットで作業するという動作は、一見腱や筋肉を酷使する動きには見えませんが、実は毎日何時間も続けていると、時間が経つうちに肘へ疲労が蓄積し、腱や筋肉に炎症を起こす場合もあるのです。
では、ご自身がテニス肘かどうかをセルフチェックしてみましょう。
①トムゼンテスト
最初に手のひらを下にして肘をまっすぐに伸ばします。そして手をグーの状態にし、もう一方の手をグーにした手の甲の上に置き少し力を加え、グーにした手首を上に持ち上げる動作で痛みがあるか否か。
②チェアテスト
肘を伸ばした状態のまま、手で椅子の背を掴んで、持ち上げた時に痛みがあるか否か。
③中指伸展テスト
手の平を下に向けて肘を伸ばした状態で、反対側の手で中指を上から押し、それに抵抗した際に痛みがあるか否か。
この3つのテストで、1つでも症状が当てはまればテニス肘の可能性があります。
肘はそもそも人体の中でも複雑な構造をしており、一度痛めると治りづらく、毎日使う場所なので悪化する前に当院までご相談下さい。
当院でのテニス肘(上腕骨外側上顆炎)の施術は、患者様へ症状や状態などの詳しい状況をお伺いした後、まずは痛みが強い場合、炎症や痛みを抑えることができる特殊な電気(ハイボルト)を使用して症状軽減を図っております。
中には膝の柔軟性の悪さで痛みが出る患者様もいらっしゃいます。そういった場合は、ストレッチや筋調整を行うことで症状を軽減させていきます。
他にも、痛みの状態によってはテーピングも行っております。
テニス肘でお悩みの方は、当院までお気軽にお越しください。
お一人お一人に合った治療方法をご提案いたします。 お身体の不調でお悩みの方は、ぜひご相談ください。
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