肋間神経痛
- 長い時間姿勢を崩していると、次第に肋骨辺りが痛みだす
- 身体をねじる、または動かすと痛む
- 大きく息を吸い込んだときに痛い
- 体幹の脇部分が痛むときがある
- 病院では「肋間神経痛」と言われた
- くしゃみやふとした瞬間に胸周辺が痛む
肋間神経痛とは？
胸にある神経が、何らかの原因で圧迫され痛みが出る症状のことを「肋間神経痛（ろっかんしんけいつう）」といいます。肋間とは、文字通り肋骨と肋骨の間の部分で、肋間神経痛とは神経痛の一種です。
肋間神経痛の原因
肋間神経になる主な原因は2つあると言われています。
①外傷（骨折・脱臼）や、腫瘍などの圧迫によるもの
②帯状疱疹ウイルスに感染し、ブツブツや水ぶくれが起きて神経痛になるもの
肋間神経痛での痛みは個人差がありますが、いずれの原因でも非常に痛みが出る場合があります。
痛みが出る場合は、その症状も単発的なものの繰り返し、または持続的に発生するなど個人によって様々です。
肋間神経痛の主な症状は、上半身の左右どちらかに発生します。肋骨周辺に症状が出ますが、背中・わき腹・胸に痛みが出る場合もあります。
その中でも、胸に強い痛みが出ることもあり、それによって心筋梗塞や狭心症などの心臓病と思われる方もいらっしゃいますが、肋間神経痛では身体を動かしたり、深呼吸をしたりといった動作で痛みの症状が出るので、心筋梗塞などとの判断はつきやすいです。
肋間神経痛を放置すると？
肋間神経痛をそのまま放置してしまうと、突然、前触れもなく肋骨やわき腹などに強い痛みを感じるようになり、身体を少し動かした際にも激しい痛みが出る状態が続いてしまいます。
そうなると、完治するまで激痛に耐えて生活を続けることになるため、出来るだけ早めの治療をお勧めしております。
当院での肋間神経痛に対する施術
当院での肋間神経痛に対する施術方法は、まず詳しい検査から始まります。
問診や触診、姿勢の撮影や身体の検査をしながら、根本の原因となっている部分を探し出します。
その中でも、日頃の不良姿勢によって胸の筋肉に負担がかかり、それが痛みの原因となっていることが多く見られます。その姿勢を正すことによって、胸の筋肉の負担を減らして症状の緩和を目指します。
他にも、筋肉の負担が原因と判れば、独自の「楽トレ」というインナーマッスル（深部筋肉）を鍛えるトレーニング機器で根本的な改善に繋げます。肋間神経痛は、他にも自律神経の乱れが原因の場合があり、その場合は特殊な「ハイボルト」という電気治療を行い、自律神経の調節を行います。
さらに、トムソンベッドを使用した施術で胸郭を広げ、肋骨への圧迫を緩和していきます。
辛い肋間神経痛の症状でお悩みの方は、一度当院までお越しください。
